空フォトエッセイストま～この「空のおはなし」

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爽やかな色の可憐な花は、瑠璃茉莉（るりまつり）。
夏から秋まで咲きます。

瑠璃茉莉のほか、名前に「瑠璃」とつく植物は、いくつかありますね。
そして、この瑠璃茉莉もですが、花が色見本の瑠璃色のよりも薄いものも多いように思います。

また、花は小さめで、たくさんの咲くタイプが多いようにも思います。

ところで、瑠璃とは何でしょう？

仏教の七宝のなかで、唯一の青い宝石が瑠璃なのです。

そして、瑠璃という言葉は、「瑠璃も玻璃（はり）も照らせば光る」と、光を当てれば、すぐれたものは埋もれることなく輝くことのたとえにも使われています。
ちなみに、「玻璃」は水晶のこと。

瑠璃は、宝石も、色も、魅力的ですが、「瑠璃」という言葉も魅力的ですよね。

「るり」は、どちらもラ行だから、躍動的であるとともに、希望をもって前進すると何かが拓けそうな、そんな活力を感じる音でもあるのです。
「るり」からは、未来を感じませんか？

小さくて青い花が「瑠璃」と名付けられるのは、きっと、力強い生命力や存在感に溢れていて、自然と明日に繋がるように感じるからなのでしょうね。

＜参考＞
るりいろ（瑠璃色）

  

日差しが少なめな今日。
湿度はあるものの、気温の上がり方が鈍く、少しホッとしていたのですが。

午後になると、雲間から日差しがジリッと照りつけて。
セミも絶好調で鳴いてます。

★14日の・・・
日の出 4:58、日の入り 18:33、
月の出 4:27、月の入り 18:04 (＠東京)

きょうの月は【新月】で、新月の瞬間は23:53と、ほとんど日付が替わる頃ですね。

新月の瞬間とは、太陽 ─ 月 ─ 地球の順番で一直線になった時のこと。

★15日の・・・
日の出 4:59、月の出 5:23 (＠東京)